酸素カプセルへの疑問 疑問その3  酸素カプセルの中が普通の空気だけしか入っていなくても酸素カプセルというのですか?



酸素カプセルへの疑問
疑問その3 酸素カプセルの中が普通の空気だけしか入っていなくても酸素カプセルというのですか?
答えその3 空気の組成は、多い順から、窒素(N)約78%、酸素(O2)約21%、アルゴン(Ar)約0.9%、二酸化炭素(CO2・炭酸ガス)0.04%となっています。酸素カプセルという名称からはカプセル内が非常に高い酸素濃度に保たれていると想像される方が多いと思います。しかし、当協会で扱う通称酸素カプセルは、空気を加圧することのみにとどめ、カプセル内の酸素濃度に変化をもたらすわけではありません。空気を加圧することにより、酸素分圧の割合が変化(1.3気圧では約21%から約27%に変化)することにより、酸素が体によい効果を与えることになるものです。
従って、HBA(Hyperbaric Air)と云えども酸素カプセルであるとも称することができますが、皆さんが想像しているものとは意味合いが異なるかもしれません。